高学歴女性に送る結婚戦線便り 新入女性社員へ

こんにちは、年数とっても高めのサラリーマンyo-u(よう)と申します。

 

会社に新人が入ってくるシーズンですね。新卒だと私の周りは最低でも早慶、それ以外の場合は英語ペラペラ若しくは海外の一流大学卒業した方や実家がアホみたいに金持ちな家の方とかが入社してきます。(あ、最後に分類される方は数年したら大抵辞めていきます)

 

新卒の女性の方に良く今何をすれば良いかと聞かれますが、セクハラで訴えられなさそうだなと思ったら、その方のためを思ってこう答えます。

 

「仕事なんていいから“恋愛と結婚“を今すぐ頑張れ」

 

そう、高学歴女性が無事就活宣戦を乗り越えた後、真っ先に着手すべき事は「恋愛と結婚」です。(※結婚願望の無い方除く)

 

というか、現代に置いて就職してから条件の良い男性を探し始める女性は、お前は既に死んでいると言っても過言ではないでしょう。そこは飽くなき戦いが広がり続けるレッドオーシャン。勝ち残れるのはほんの僅かな一握りの狡猾な女性、幸運の星の下に生まれた女性のみ。

 

最近は入社前からの彼女が入社した瞬間外堀を埋め始めて結婚を迫り始めるのが大抵です。そら高学歴高収入男性なんてよりどりみどりですし、逃したら二度と結婚チャンスなんてないかもしれないですしね。

 

ですが女性の場合は良い企業に就職できたからと言って結婚で有利になると勘違いしてはいけません。結婚戦線では学歴や年収はあまり役に立たちません。それどころか、あなたは就職戦線を勝ち抜いてプライド高くなり、お金を持って一戦で経験を積んだカッコいい先輩社員型にチヤホヤされ選別眼ばかり肥えてしまい、自分に合った良い男性を探すことが困難状況に直ぐに陥いることでしょう。

 

大抵の女性は“自分より収入や学歴の低い世の中の殆どの男性は恋愛・結婚対象外”となっています。その結果、就職戦線に勝ち抜いてしまうと目線が上がってしまい極一部の男性しか恋愛対象となりません。あなたは世の男性上澄み1%程度のみから将来の伴侶を探そうとしていませんか?

 

超恵まれた環境で育った高学歴高収入が約束された女性は「そんな事はない! みんな全然普通の人だよ!」と言うかもしれません。しかしやがて気づくのです。いざ結構適齢期になり結婚市場に出向くと同期入社の男性社員は世の女性の垂涎の的。同じ立場と思いきや、結婚市場では彼らは実は高望みの花だったと!!

 

結婚価値、恋愛価値、そして労働市場価値

 

大前提として、女性は自分より稼いでいる男性をまず探しますが、これがそもそも全ての間違えです。

 

女性の学歴や年収は一部にバロメーターにはなりますが、男性が結婚相手として測るにあたってそこまで重要な指標ではありません。

 

「なんで! どこぞのクソ低学歴ビッチと私を比較しようとする男なんざこっちから願い下げよ!」

仰ることはわかります。あなたの労働市場価値は現在高いでしょう。しかし、就職してすぐ高学歴高収入の男性はすぐ気づきのです。

「あれ、先輩の嫁ってみんな専業主婦じゃね?」
そして先輩方と交流を進めるに連れてある真実に行き着きます。

 

“高学歴高収入企業で子育て共働きは現実的に難しい”

 

と。。

 

そもそも日本の優良企業の殆どは専業主婦世帯を前提とした給与水準を払う代わりに、子育ての暇を与えない激務を前提とした労働体系になっています。

 

有給? 子育て休暇? 男がそんなもん率先して取った場合、ほとんどのケースで昇進に響きます。休んでばっかの人間に重要な仕事は任せられません。(休暇中もこまめにメールを行いフォローできる有能人材除く) 

 

現在日本政府は女性の労働を推進しています。理想は崇高ですが、我々サラリーマンはここで問題にぶち当たります。そもそも日本の優良企業にほとんどが未だに共働きを前提とした働き方になっていないため、現実問題共働きしつつ出産・子育てを行おうとすると時間が足りません。

 

政府もそれを気づき始めたのか働き方改革(笑)とかを進めてますが、そもそも給与水準が高い=ハードワークが基本です。ハードワークの代償として高い給与を払う企業が、急に給与・役職体や業務プロセスを変えることなんてできません。

 

共働きしやすいように有給取得推進!フレックス導入!みんなで仕事シェア! あ、その代わりに給料6割カットね〜、なんて受け入れられます?

 

勿論高給ホワイトな職業も若干ながら存在します。日本企業は元々給料が職種によっあまり変わらない報酬体系なので、高級取り企業の総務なんて休めるし仕事は楽だしまさに天国のような働き先でした。しかし業績の伸び悩む日本企業においては能力制度という名前のコストカットの対象となり、今やホワイト高級総務職なんぞ絶滅危惧種です。厚生省の言う事は一応は聞くものの、企業はあの手この手で重労働な働き方を維持しようとします。

 

政府が甘い言葉と夢のような妄想を展開する中、現実社会に歩み出た日本の未来を担う若きエリート男性たちは、先輩社員の後ろ姿を見て気づくのです。

 

“嫁の給料あてにできなくね?” 、と。

 

詰まるところ、どうせ結婚したら辞めるか時短勤務になって昇進止まって薄給になるし、嫁働くと子供手当減るんだから、今現在の嫁の学歴や収入なんて全く当てにできないし、してもしょうがないんです。(たまに激務を耐え、子育てをコンパクトにまとめつつ男性のように働く女性がいますが、激務を耐える女性は結婚しなかったりすぐ離婚したり変な男に走ったりするのが十中八九なので割愛します。あれなんなんでしょうね。。。)

どうせ自分が養わなきゃ、と思うと女性の見方はガラッと変わります。年頃の女性は特に同世代の男性には強気に振る舞います。なぜかって? 若い女性は男性を選ぶ能力(若さ8割・見た目2割)を武器に大学生〜20代中盤までは男を選び放題出来るからです。

 

し・か・し、結婚は別です。

 

大事なことだからもう一度言います。恋愛と結婚は別です。

 

たとえ綺麗で可愛くても、まともな金銭感覚をしていない、お礼が言えない、ありがとうが言えない、礼儀作法がない、いつも親の愚痴を言っている、メンヘラ臭のある女性は誰しも避けたいものです。

 

それが結婚市場で燦然と輝く価値(年収とかステイタス)を持っていて女性を選べる立場に有れば尚更です。大抵の男性は恋愛市場では耐えれても、高飛車に、我儘に、上から目線で偉そうにする女性を見てこう思います。

 

“こいつを一生養わなきゃいけないのは地獄だなと”

 

そして、

 

“今は収入がいいけどそのせいで浪費癖がついている。別に奥さんの収入なんて頼れないならそんな浪費癖が付いてない、もうちょっと思いやりのある子と結婚したいな“、と

 

かくして、高学歴高収入を勝ち取った女性は目ばかり肥え、気づかないうちに自分の売りにならないものを武器に高みから見せびらかし、超優良物件の同期男性社員からは性格がきついと疎まれられ、花形部署の先輩方からは可愛がられはする物の本格的な相手にはされず、その後婚活市場に出向きそこで世間の厳しさを目の当たりにするのです。

 

あなたの結婚対象になるのは世の中の上澄み1%程度の超優良物件ですが、そのお相手の男性はより広い間口の女性を結婚対象と見ます。あなたのライバルは世の中にゴマンといます。その一方で、あなたの結婚対象となるの中で、なおかつあなたの見知った人たちはあなたの会社の同期と大学の友人の中でも就職戦線を成功した数少ない人達だけじゃないですか? 

 

え、合コンで探せる? いやいや合コンで鼻が高い高学歴女性なんてゴメンですよ。友人にし紹介してもらう? 女性の友情なんてまさか信じてるんですか? 本当に良い物件は紹介しませんよ(笑

 

勘違いしてはいけません。大学生時代モテたのはあなたが恋愛市場での価値が高かったからです。

 

勘違いしてはいけません。就職市場でかちがたかくとも、結婚市場であなたの価値が高いとは限りません。

 

勘違いしてはいけません、あなたは選ぶ側ではありません。

 

結婚で求められるのは家柄、性格、まともな友人を紹介できる程度のコミュ力、ある程度の就職をこなせる脳みそ、デートに不自由しないファッションセンス、パートナーを値踏みしない性格など人としての総合力です。その人と生涯添えることができるかどうか、常にそれを男性も考えています。

 

しかし、それを気づいた頃には既に勝敗はほとんどついています。なぜかって? 微分で稼ぐ術を追求するのをやめた女性たちは、淑やかにしかし計算高く有料物件を就職前から抑えているからです。残されている有料物件は既にごくわずかです。それすらもものすごい勢いで減っていきます。歳を取れば取るほど、働けば働くほど皺が増え、顔に疲れが浮かびうら若き女性としての輝きが失われていきます。あなたに残された時間は少ないのです。